私が成人式で選んだのは緑色の振袖でした。その緑色の振袖情報についてです。まず、振袖といえば一般的には赤やピンクが多いのですが、たくさんある振袖の中で私が選んだのは緑色の振袖でした。緑色といっても一般的によく見かけるような木の葉の緑色ではありません。どちらかというと黒に近いような緑色です。両親などには華やかな色のほうが良いのではないかと言われましたが、数ある中で何故かこの色が目に留まってしまったのです。おかげで、成人式では色とりどりの華やかな振袖をきた友人やクラスメイトの集団の中で黒っぽい色の振袖というのはとても目立ちました。

久しぶりに会う友人たちからは、結構な割合で、「黒い振袖・・・?」と聞かれました。しかし、そんな中でも時には「こういう場でそういう色も良いよね」と言ってくれる友人もいました。緑色という色の振袖を着ていることも珍しいのですが、それに加え、軽い色ではないため20歳という年のわりに今思えば、もっと大人びて見えた気がします。大人の艶っぽい雰囲気が自然と出てしまうので、そんな色の振袖も良いと思います。また、その振袖は成人式以降着る機会がなかったのですが、30歳近くになって結婚式が増えてくると、年を重ねても着物が見劣りしたり色あせることなく、また、若作りしているなと思われること無く成人式で着た振袖を着ることが出来たのでとても重宝しています。そして何より、自分自身の結婚式でも着ることが出来たのでとてもうれしく思いました。挙式はもちろん違いますが、披露宴のときに最後に振袖を着ることが出来、夫の両親からも「とてもシックで似合っているわ」と好感を持ってもらえたので、改めてこの振袖を選んだことに満足しました。暖色の華やかな振袖を選ぶのももちろん良いと思います。でも、そこでちょっと趣向を変えて寒色や暗い色の振袖を選ぶとまたそれはそれで目立つと思います。

どんな地色でも振袖には変わりはありませんので、刺繍は金色や華やかな色での刺繍がしてあります。地色が濃い色であればあるほど、その刺繍も一層華やかに引き立ちます。黒っぽい緑色に施された金色の刺繍は、反物の黒い色で体のラインがシャープに細く見え、首元や足元の刺繍の華やかさで表情が明るく若々しく見えます。ちょっと他とは違うなという差別かも図ることが出来ます。これから振袖を選ぶ機会がある人は、そんなことを頭の片隅に置きながら、振袖を選んでみるのも良いのではないでしょうか。